キッチンは家の心臓部とも言える場所です。
キッチンのリフォームは、家主やキッチン愛用者にとって重要なプロジェクトとなります。
特に、排水管の配置や水道配管の種類についての知識は、リフォームの成功を大いに左右します。

今回の記事では、排水管と水道配管に焦点を当てて解説します。

 

 

□キッチンリフォーム時は排水管の位置に注意!

 

*建物構造と排水管の関係

排水管の位置は、キッチンリフォームの最初のステップとして確認すべきです。
一戸建ての場合、1階の排水管は床下を通り、2階の排水管は1階の天井裏を通って建物の外につながるのが一般的です。
雨が雨用の管を通るのと同様に、キッチンの排水は排水用の管を通って下水道に流れます。

*水回りを移動する際のポイント

一戸建て住宅は床下に空間があるため、キッチンの位置移動や水まわりの配置変更が可能であり、階層間での移動も叶えられます。
また、家族が増えて二世帯住宅にする際にもほぼ希望通りの改修が可能です。

敷地や建物の配置によっては、排水管の勾配をつけることが難しく、大規模な間取り変更ができない場合があります。
また、キッチンの配置に関しても、可能な限り動線を短くすることで家事効率を向上させられますよ。

 

□水道配管の種類をご紹介!

 

キッチンの水道の配管には、給水管、給湯管、排水管の3種類があります。
これらの配管の耐用年数は素材によって異なりますが、一般的には15年から25年程度です。
以下にそれぞれの配管について解説します。

1.給水管

給水管は、各家庭に上水を供給するための水道管であり、キッチンの給水管はキャビネットを通ってシンクと接続されています。
また、食洗機もシンクと同様に給水管に接続されているのです。
給水管は一次側と二次側に分けられており、一次側は水道局や水道事業所が管轄し、二次側は建物所有者が責任を持ちます。

2.給湯管

給湯管は、お湯を供給するための管で、古いものは銅で作られていることが多いのです。
銅が素材のものは経年劣化により水漏れが起こりやすくなるため、サビやにおいがある場合は、腐食しにくい素材の給湯管に交換することをおすすめします。

3.排水管

排水管は建物内や敷地内で汚水や雨水を排出し、下水道に流すための管のことです。
キッチンの排水管はシンクと接続され、通常はシンク下のキャビネットにあります。
この排水管は油汚れや食材の残りカス、固形物などによって詰まりやすい場所です。
老朽化すると悪臭や排水の流れにくさなどの問題を引き起こすことがあるため、早めに業者に交換を依頼しましょう。

 

□まとめ

 

一戸建て住宅の場合、基本的にキッチンのリフォームはなんでもできますが、排水管の位置によっては希望を叶えられない場合もあります。
それほど排水管の位置は重要なものになっているのです。
キッチンの水道の配管には、給水管、給湯管、排水管がありますが、15年から25年程度で交換を検討してくださいね。

キッチンリフォームは、ただデザインを変えるだけではありません。
排水管やほかの配管の知識を持っているだけで満足のいくリフォームになる可能性があります。
MonoHousing早川建設はお客様と一緒に家づくりやリフォームを進めています。
館山市・南房総市・鴨川市周辺でリフォームを検討している方は、ぜひご連絡ください。