近年、平均気温が上昇傾向にあり、夏の暑さが厳しくなっていますよね。
反対に、冬の寒さも増してきています。
今までよりも寒暖差が激しくなり、家の中でも快適に過ごせていない方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、断熱リフォームによるメリットと断熱の方法について紹介します。

□断熱リフォームのメリットをご紹介!

断熱リフォームとは、壁や床に入っている断熱材を入れ替えたり、追加したりすることによって住宅の断熱効果を高めるリフォームのことです。
ここでは、断熱リフォームによって得られるメリットを2つ紹介します。

1.外気温の影響を受けなくなる

断熱工事をすると、夏は涼しく、冬は暖かい家になります。
日本の伝統的な住宅は、夏の過ごしやすさが考慮されていますが、現在では空調の効きにくいことが欠点となっています。
断熱工事を行うことで、空調の効きやすい環境を提供し、寒冷地だけでなく、暑い地域でも快適に過ごせるでしょう。

例えば、天井の断熱をすると、真夏でも直射日光の影響を受けにくくなります。
また、壁の断熱も行うことで冬も暖かく過ごせるでしょう。

2.光熱費の削減

日本の古い住宅では断熱材が欠如していることが多く、開口部も多いため、光熱費が高騰しがちです。

しかし、断熱工事を行うことで家の中の温度を一定に保てるため、光熱費を削減できます。
壁や天井に断熱材を施す断熱リフォームを行えば、年間で光熱費が6万円以上も安くなる可能性もあります。

□内断熱と外断熱ってなに?

断熱工法は、内断熱と外断熱という2つの工法に分かれています。
ここでは、それぞれの工法について紹介していきます。

*内断熱

充填断熱とも呼ばれる内断熱は、壁の中や柱の間に断熱材を施工する方法で、予算を抑えながら外断熱と同じような効果が得られます。
プラスチック素材や天然素材など、さまざまな材料を使用できるため、お客様の環境にあわせて施工可能です。
部分的なリフォームも可能ですが、工事は大掛かりなので耐震改修や大規模なリフォームと一緒に検討することをおすすめします。

*外断熱

外断熱は、既存の外壁の上に断熱材を施工し、さらに上から新たな外壁を張る工法です。
この工法は、家全体を断熱材で包むことにより、高い気密性と断熱性を実現できます。
既存の外壁には強度が必要ですが、解体工事は必要なく、室内に手を加えずに工事ができるため、住みながらのリフォームも可能です。

□まとめ

断熱リフォームをすることで、外気温の影響を受けなくなり、光熱費を削減できます。
また、断熱リフォームの工法には、壁の中や柱の間に断熱材を施工する内断熱と、外壁の上に断熱材を施す外断熱があり、それぞれ特徴を持っています。

当社は断熱リフォームに関してさまざまな実績があります。
館山市・南房総市・鴨川市周辺で断熱リフォームを検討されている方は、当社にご相談ください。