太陽光発電の設置は一生に一度の大きな投資となることが多いです。
そのため、いつ設置するべきかは非常に重要な判断となります。
新築時に設置するのか、それとも後付けで設置するのか、それぞれのタイミングには独自のメリットがあります。

今回は、太陽光発電の設置タイミングによるメリットを新築時と後付け時に分けて紹介します。
太陽光発電の設置はエコロジーとエコノミーの両方を追求するものとなりますので、しっかりと情報を得て判断することが大切ですよ。

□太陽光発電をつけるタイミングは新築時がおすすめ?

 

ここでは、新築時に太陽光発電を設置する場合の3つのメリットを紹介します。

1.太陽光発電に合った設計ができる

新築時には、太陽光パネルや架台に合った設計が可能となります。
これにより、効率的な発電を期待できるのです。
特に、南向きに太陽光パネルを設置することで、最大限の発電効果を得られます。
さらに、屋根の形状や角度も自由に設計できますし、雨漏りしないよう屋根の素材や固定方法なども事前に対策できますよ。

2.合計の施工費用を抑えられる

新築時に太陽光発電を設置すると、施工費用が抑えられる可能性があります。
後付けで設置する場合は、屋根の補修や補強工事などの費用が追加され、太陽光発電の負担が増えるのです。
そのため、新築時に設置することで、設置費用を抑えられます。

3.住宅ローンでの借り入れが可能

新築時の設置を選択すると、住宅ローンを利用して太陽光発電の設置費用を賄えるため、初期投資の負担を軽減できます。
後付け設置の際に使用できるソーラーローンの金利は一般的に2.0%前後ですが、住宅ローンの金利は0.3~1.0%程度のため、ソーラーローンより低金利で利用できるのです。

□太陽光発電は後付けの方が良いの?

 

前章では新築時に太陽光発電を設置するメリットを紹介しましたが、後付けでの設置にもメリットがあります。
新築時に設置する際のメリットと同様に、2つのメリットを紹介します。

1.時間をかけて選択可能

後付けでは、様々なメーカーや製品を比較検討する時間が確保できるため、自身のニーズに最も合った太陽光発電システムを選択可能です。
新築時に取り付けの場合は、建物の設計と同時に行われるため、最初から太陽光発電システムを選定しなければなりません。

2.屋根のリフォームも同時に行える

太陽光発電を後付けで設置する際には、屋根のリフォームと同時に進められます。
特に古い家の場合、屋根の老朽化が進んでいることが多く、太陽光発電の設置と一緒にリフォームすることで効率的なメンテナンスが可能になるのです。
さらに、リフォームと太陽光発電の設置を一緒に行うことで、費用も節約できる可能性があります。

 

 

□まとめ

 

太陽光発電を新築時に設置する場合、屋根を太陽光発電の形状に合わせられるほか、屋根の補修や補強工事の必要性が低く、住宅ローンを使用できるため、費用を抑えられます。
反対に後付けの場合は、余裕を持った商品選択やリフォームの同時進行ができるメリットがあります。
太陽光発電の設置は、新築時と後付け時のそれぞれに大きなメリットがあるため、ご自身にあったタイミングを検討してくださいね。

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