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リノベーションストーリーStory
海の見える南面の傾斜地を活用したウッドデッキの新設工事です。
お引き渡し済みの新築住宅に、追加でご要望いただいた屋外空間のご提案・施工となりました。
この施工についてAbout this construction
■ 基礎工事(遣り方・墨出し)
今回の現場は、デッキ設置面が法面(のりめん)=傾斜地のため、基礎の設計・施工に工夫が必要でした。
「遣り方」と呼ばれる工程で、まず高さや位置の基準となる糸を張り、地面のレベル差を丁寧に測量。
「下げ振り」を用いて一本一本垂直を確認しながら、束石・コンクリート基礎を正確に設置しました。
見た目はコンパクトなデッキでも、工程は住宅の基礎づくりとまったく同じ。
土台の精度が、長持ちするウッドデッキの要となります。

■ 躯体工事(柱・大引設置)
基礎完了後は、柱と大引を組んで構造体を施工。
羽子板ボルトでしっかり緊結し、構造耐力にも配慮しています。
職人が水平・垂直を確認しながら、丁寧に組み上げました。

■ 完成(デッキ・フェンス施工)
木材にはセランガンバツ(ハードウッド)を採用。
耐久性に優れ、南房総のような塩害エリアでも安心して使える材種です。
経年変化によるエイジングも、自然素材ならではの魅力です。

施工ポイントPoint
高台から海が見える立地を活かし、傾斜に浮かぶようなデッキが完成しました。
朝ヨガをしたり、読書をしたり、、日々の暮らしの中で「自然を楽しむ場」として活躍してくれそうです。
また素材にセランガンバツというハードウッドを採用することで、塩害がある地域でも全く問題なく使用していただけます。
▶ 施工期間:約3週間(基礎含む)
▶ 使用材:セランガンバツ
▶ 特徴:傾斜地対応、羽子板ボルト基礎緊結、塩害対応素材
物件情報Data
- 所在地
- 千葉県南房総市
- 建物
- 一戸建て
- リフォーム部位
- ウッドデッキ
- 工事中の居住形態
- 住みながら